注文住宅の進め方|いきなり住宅展示場に行って遠回りした私が伝えたい手順

誰でも失敗したくないですよね。私も当時誰か教えてくれる人がいればよかったと今でも思います。当時は注文住宅って、何から始めればいいのか本当にわかりにくいです。

家を建てたいと思ったら、とりあえず住宅展示場に行く。
有名なハウスメーカーのモデルハウスを見る。
営業さんに話を聞く。

私も完全にこの流れでした。

でも、今振り返ると、これはかなり遠回りでした。

もちろん住宅展示場が悪いわけではありません。
モデルハウスは見ていて楽しいですし、営業さんの話も勉強になります。

ただ、何も知らない状態で行くと、完全に営業さん主導になります。

当時の私は、建物本体価格と総額の違いもよくわかっていませんでした。
外構費がどれくらいかかるかも知らない。
ハウスメーカーと工務店の違いも曖昧。
間取りの良し悪しも、正直ほとんど判断できない。

そんな状態で住宅展示場に行ったので、営業さんからしたらかなり話しやすい客だったと思います。

「この会社は性能が高いです」
「他社さんはここが弱いです」
「今ならキャンペーンがあります」
「次回、土地とプランを出しましょう」

こう言われると、なんとなく話が進んでいる気がするんですよね。

でも実際は、こちらに判断基準がないまま、営業さんの土俵に乗っていただけでした。

なので、これから注文住宅を考えている人にまず伝えたいのはこれです。

注文住宅は、最初の順番を間違えるとかなり遠回りします。

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結論|注文住宅はいきなり住宅展示場に行かない方がいい

結論から言うと、注文住宅の正しい進め方はこの順番です。

  1. 情報収集する
  2. 予算の上限を決める
  3. 家族の希望を整理する
  4. ハウスメーカー・工務店を比較する
  5. 土地と建物をセットで考える
  6. プランと見積もりを比較する
  7. 契約する
  8. 打ち合わせ・着工・完成へ進む

この流れで進めると、かなり失敗しにくくなります。

逆に危ないのは、

いきなり住宅展示場に行く。
最初に話した営業さんの印象で決める。
他社と比較しない。
予算の総額が曖昧なまま進める。
キャンペーンや値引きで急かされる。

このパターンです。

私も最初は完全にこっちでした。

展示場に行けば何か見えてくるだろうと思っていましたが、実際は逆でした。

何も知らない状態で展示場に行くと、情報量が多すぎて判断できません。

家の性能、断熱、耐震、間取り、土地、ローン、外構、標準仕様、オプション。
一気にいろいろ説明されるので、勉強にはなります。

でも、勉強になることと、正しい判断ができることは別です。


注文住宅の進め方は「情報収集」から始める

注文住宅で最初にやるべきことは、住宅展示場に行くことではありません。

まずは、ざっくりでいいので情報収集です。

ここで知っておきたいのは、細かい専門知識ではありません。

最初に知るべきなのは、次のような全体像です。

注文住宅はいくらくらいかかるのか。
本体価格以外に何がかかるのか。
ハウスメーカーと工務店は何が違うのか。
ローコスト住宅と大手メーカーは何が違うのか。
土地探しはいつ始めるべきなのか。
契約前に何を確認すべきなのか。

このあたりを知っているだけで、営業さんの話の聞こえ方がかなり変わります。

何も知らない状態だと、

「そうなんですね」
「なるほど」
「じゃあそれでお願いします」

となりがちです。

でも少し知識があると、

「それは本体価格だけですか?」
「外構費は入っていますか?」
「標準仕様はどこまでですか?」
「他社と比べると何が違いますか?」

と聞けるようになります。

これがかなり大事です。

注文住宅は、知識がない人ほど営業さん任せになります。
営業さん任せが全部悪いわけではありません。

でも、自分たちで判断できない状態のまま進めると、あとからモヤモヤが残りやすいです。

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STEP1|まずは予算の上限を決める

家づくりで最初に決めるべきなのは、理想の間取りではありません。

まずは予算です。

しかも、見るべきなのは建物本体価格ではなく、総額です。

注文住宅では、建物本体以外にもいろいろお金がかかります。

外構費。
地盤改良費。
付帯工事費。
登記費用。
火災保険。
住宅ローン関係の費用。
家具家電。
カーテン。
引っ越し費用。

こういうものが後から出てきます。

最初に見た金額だけで、

「このくらいならいけそう」

と思っていると、だいたい後で上がります。

私も最初は、見積もりの見方がよくわかっていませんでした。

建物価格だけ見て安心してしまうんですよね。

でも実際には、家は建物だけでは完成しません。

駐車場も必要です。
玄関までのアプローチも必要です。
フェンスやポスト、宅配ボックスも考えます。
照明やエアコン、カーテンも必要です。

つまり、最初に見るべきなのは、

この家に住み始めるまでに全部でいくらかかるのか

です。

ここを曖昧にしたまま進めると、後半でかなり苦しくなります。


STEP2|家族の希望を整理する

次にやるべきなのは、家族の希望を整理することです。

ここを飛ばすと、営業さんや設計担当者の提案に流されやすくなります。

たとえば、

リビングは広くしたい。
収納は多めにしたい。
洗濯動線を楽にしたい。
ペットと暮らしやすくしたい。
子ども部屋は最低限でいい。
外構にはあまりお金をかけたくない。
断熱性能は重視したい。
メンテナンス費用を抑えたい。

こういう希望を、最初に出しておくことが大事です。

ただし、全部を叶えようとすると予算が足りません。

なので、希望は3つに分けると整理しやすいです。

絶対に譲れないもの
できれば欲しいもの
予算次第で考えるもの

この3つです。

家づくりは、決めることが本当に多いです。

途中で疲れてくると、

「もうこれでいいか」

となります。

でも、最初に優先順位を決めておくと、迷ったときに戻る場所ができます。


STEP3|住宅会社の種類を知る

注文住宅を建てる会社には、いくつか種類があります。

大きく分けると、

ハウスメーカー
工務店
設計事務所

この3つです。

ざっくり言うと、ハウスメーカーは安心感と仕組みの強さがあります。
工務店は自由度や価格面で魅力があります。
設計事務所はデザイン性やこだわりの家づくりに向いています。

ただ、どれが正解という話ではありません。

大手ハウスメーカーが合う人もいます。
地域工務店の方が満足できる人もいます。
設計事務所でじっくり作る方が向いている人もいます。

大事なのは、最初から1つに決めつけないことです。

私は最初、ハウスメーカーを中心に見ていました。
住宅展示場に行くと、自然と大手メーカー中心になります。

でも後から考えると、工務店ももっと早く見ておけばよかったと思います。

価格も違う。
自由度も違う。
担当者の距離感も違う。
提案の仕方も違う。

これは比べないとわかりません。


STEP4|いきなり展示場ではなく、先に比較する

住宅展示場に行く前に、まずやった方がいいのは比較です。

比較といっても、最初から細かい見積もりを取る必要はありません。

まずは、

どんな会社があるのか。
価格帯はどのくらいか。
得意な家は何か。
標準仕様はどう違うのか。
自分たちの予算に合うのか。
口コミや評判はどうか。

このあたりを見るだけでも十分です。

これをやってから展示場に行くと、見方が変わります。

何も知らずに行くと、

「このモデルハウスすごい」
「営業さんが親切」
「ここで建てたら良さそう」

で終わってしまいます。

でも比較したあとに行くと、

「この仕様は標準なのか」
「この間取りは現実的な坪数なのか」
「この会社は予算に合うのか」
「他社と比べて何が強いのか」

という目線で見られます。

この差はかなり大きいです。

住宅展示場は、家づくりのスタート地点ではなく、ある程度比較したあとの確認場所くらいに考えた方がいいです。

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STEP5|土地探しは建物とセットで考える

土地から探す人は、ここもかなり注意です。

土地だけ先に決めると、あとから建物で苦労することがあります。

たとえば、

思ったより建物にお金をかけられない。
駐車場が取りにくい。
日当たりが悪い。
希望の間取りが入らない。
外構費が高くなる。
地盤改良が必要になる。

土地は安ければいいわけではありません。

一見よさそうな土地でも、建物や外構まで含めると高くつくことがあります。

逆に、少し高く見える土地でも、造成や外構にお金がかからず、結果的にバランスが良いこともあります。

だから土地は、建物とセットで考えるべきです。

先に土地だけ見て、

「ここ良さそうだから買おう」

と進めるのは危険です。

できれば、住宅会社にも相談しながら、

この土地にどんな家が建つのか。
総額でいくらになりそうか。
希望の間取りが入るのか。
駐車場や庭は取れるのか。
追加費用が出そうか。

ここまで見て判断した方がいいです。


STEP6|プランと見積もりは2〜3社で比較する

ここが家づくりの本番です。

気になる会社が見つかったら、プランと見積もりを出してもらいます。

このとき大事なのは、1社だけで判断しないことです。

同じ要望を伝えても、会社によって出てくる間取りはかなり違います。

リビングの広さ。
収納の取り方。
洗濯動線。
玄関まわり。
窓の配置。
階段の位置。
外観の雰囲気。

本当に違います。

そして見積もりも違います。

同じような坪数でも、標準仕様に含まれるものが違います。
外構が入っているかどうかも違います。
付帯工事や諸費用の出し方も違います。

だから、見積もりは金額だけで比べると危険です。

安く見えても、あとからオプションが増える場合があります。
高く見えても、標準仕様が充実している場合もあります。

見るべきなのは、

総額でいくらか。
何が含まれているか。
何が別料金か。
標準仕様はどこまでか。
外構は入っているか。
地盤改良はどう扱うか。
将来のメンテナンス費用はどうか。

このあたりです。

最低でも2〜3社は比較した方がいいです。

比較すると、営業さんの言っていることも冷静に見られるようになります。


STEP7|契約は絶対に急がない

注文住宅で一番慎重になるべきなのが契約です。

ここで焦ると、あとから後悔しやすいです。

よくあるのが、

「今月中なら値引きできます」
「このキャンペーンは今だけです」
「次回までに決めてもらえれば」

という流れです。

もちろん、本当に期限がある場合もあると思います。

でも、こちらが納得しきれていないのに急いで契約するのは危険です。

家づくりは契約して終わりではありません。

むしろ、契約してから細かい打ち合わせが始まります。

契約前の見積もりが甘いと、契約後に追加費用が増えていきます。
間取りに納得していないと、後から変更で悩みます。
担当者に不安があると、その後の打ち合わせもストレスになります。

だから契約前には、必ず一度持ち帰った方がいいです。

その場でサインしない。
夫婦で話す。
見積もりを見直す。
他社と比べる。
不明点を全部聞く。

ここまでやってからでも遅くありません。

むしろ、これをやらずに進める方が怖いです。


STEP8|契約後も気を抜かない

契約したら一安心。

そう思いたいところですが、実際にはここからも大事です。

契約後には、間取りの詳細、設備、照明、コンセント、クロス、外構など、決めることが山ほどあります。

ここで疲れてくると、だんだん判断が雑になります。

「標準でいいです」
「おすすめでいいです」
「任せます」

と言いたくなります。

でも、住んでから後悔しやすいのは、こういう細かい部分です。

コンセントの位置。
照明の明るさ。
収納の奥行き。
洗面台の広さ。
キッチンの高さ。
床材の傷つきやすさ。
窓の位置。
外構の使い勝手。

小さいようで、毎日の暮らしにかなり影響します。

契約後も、打ち合わせ内容はメモしておいた方がいいです。

今日決まったこと。
次回までの宿題。
追加費用が出る内容。
担当者に確認すること。
保留になっていること。

このあたりを残しておくと、後からかなり助かります。

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注文住宅で失敗しやすい進め方

注文住宅で失敗しやすい人の進め方は、だいたい共通しています。

いきなり住宅展示場に行く。
営業さんの印象だけで決める。
1社しか見ない。
予算を総額で見ていない。
土地と建物を別々に考える。
見積もりの中身を確認しない。
契約を急いでしまう。

これ、かなり危険です。

特に「営業さんが良い人だったから」という理由だけで決めるのは注意です。

もちろん担当者との相性は大事です。
私も、担当者の印象はかなり重視しました。

でも、家づくりは人柄だけでは決められません。

価格、性能、間取り、標準仕様、アフターサポート、総額。
全部を見た上で判断する必要があります。


注文住宅で失敗しにくい進め方

逆に、失敗しにくい人は進め方が違います。

最初に情報収集する。
予算の上限を決める。
家族の希望を整理する。
複数社を比較する。
土地と建物をセットで考える。
見積もりは総額で見る。
契約前に一度持ち帰る。

この流れで進めるだけで、かなり変わります。

注文住宅は、知識がある人だけが成功するものではありません。

ただ、何も知らないまま進めると危ないです。

完璧な知識はいりません。
でも、最低限の流れと注意点は知っておいた方がいいです。

それだけで、営業さんの話を聞くときの立ち位置が変わります。


注文住宅の進め方チェックリスト

契約前には、最低限ここを確認しておきたいです。

チェック項目確認すること
予算建物本体だけでなく、外構・諸費用込みの総額で見ているか
比較2〜3社以上の会社を見たか
間取り実際の生活動線をイメージできているか
土地建物とセットで考えているか
見積もり何が含まれていて、何が別料金か確認したか
標準仕様キッチン・お風呂・窓・断熱・床材などを確認したか
担当者デメリットや追加費用も説明してくれるか
契約その場で即決せず、一度持ち帰ったか

1つでも不安があるなら、止まっていいと思います。

家づくりは急いで契約するものではありません。


まとめ|注文住宅は「最初の順番」でかなり変わる

注文住宅の進め方で一番大事なのは、最初の順番です。

私自身、何も知らずに住宅展示場に行って、いろいろなメーカーの営業さんと話しました。

結果として勉強にはなりました。

でも、かなり遠回りもしました。

最初からもっと比較していれば。
最初から総額を意識していれば。
最初から工務店も見ていれば。
最初から自分たちの優先順位を整理していれば。

そう思うことはあります。

だからこれから家づくりを始める人には、同じ遠回りをしてほしくありません。

注文住宅は、いきなり住宅展示場に行く前にやることがあります。

まず情報収集する。
予算を決める。
希望を整理する。
会社を比較する。
土地と建物をセットで考える。
見積もりを総額で見る。
契約前に一度持ち帰る。

この順番を守るだけで、家づくりの失敗はかなり減らせます。

家づくりは楽しいものです。
でも、何も知らないまま進めると、営業さんのペースになりやすいです。

だからこそ、最初に少しだけ知識武装しておく。

これが、注文住宅で後悔しないための一番現実的な対策だと思います。

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