家づくりで後悔することって、ものすごく大きな失敗だけではありません。
「間取りを完全にミスった」
「住宅ローンで破綻しそう」
「ハウスメーカー選びを間違えた」
もちろん、そういう大きな後悔もあります。
でも実際に家を建ててみると、意外と多いのはもっと地味な後悔です。
たとえば、わが家の場合だと、近所の人の車の音が思ったより気になることがあります。
土地を見に行った時は気が付きませんでしたが、、、夜中や明け方に車が出ていく音って、住まないと分からないですよね。。
あとはフローリング。

素材感は気に入っているのですが、少し粗めのタイプなので、子どもの食べこぼしや細かいゴミが見づらいことがあります。
これもショールームやサンプルだけではなかなか気づけない部分でした。
それからトイレ。
トイレ内の手洗い台はいらないと思って作らなかったのですが、そこは今でも後悔していません。
ただ、2つあるトイレのうち1つに棚をつけなかったのは、やっぱり少しだけ「つけてもよかったかな」と思っています。
トイレットペーパーや掃除用品、消臭スプレーを置く場所って、地味に必要なんですよね。
こういう小さな後悔は、カタログやモデルハウスではなかなか見えてきません。
そこでこの記事では、ハウスメーカーの人から聞いた話や、実際に家を建てて感じたことをもとに、家づくりで後悔しやすいポイントをランキング形式でまとめます。
これから家を建てる方は、ぜひ「自分ならどうするか?」を考えながら読んでみてください。
家づくりで後悔する原因は「失敗」よりも「想像不足」
家づくりで後悔する人が多いのは、決して適当に家を建てたからではありません。
むしろ、みんなそれなりに考えています。
間取りも見る。
住宅展示場にも行く。
SNSも見る。
YouTubeも見る。
営業さんにも相談する。
それでも後悔が出るのは、実際の生活を完全には想像しきれないからです。
家づくり中は、どうしても見た目や設備のグレードに目が行きます。
おしゃれなキッチン。
広いリビング。
大きな収納。
かっこいい外観。
便利そうなランドリールーム。
もちろん、どれも大事です。
でも、住んでから気になるのは意外とそこだけではありません。
朝の支度で家族がぶつからないか。
ゴミ箱をどこに置くか。
掃除機をどこで充電するか。
雨の日に洗濯物をどうするか。
子どもが食べこぼした時に床の汚れが見えるか。
トイレ用品をどこに置くか。
近所の音がどれくらい聞こえるか。
こういう生活の細かい部分まで考えられるかどうかで、住んでからの満足度はかなり変わります。

家づくりで後悔したことランキング
ここからは、家づくりで後悔しやすいポイントをランキング形式で紹介します。
あくまで個人的な体験や、実際によく聞く後悔をもとにしたランキングなので参考になれば幸いです。
「全部を完璧にしよう」というより、後から直しにくいものから優先的に考えるのがおすすめです。
10位:コンセントの位置と数で後悔する
家づくりの後悔で、本当に多いのがコンセントです。
これはかなり地味ですが、住んでからじわじわ効いてきます。
家を建てる前は、
「コンセントなんて普通についていれば大丈夫でしょ」
と思いがちです。
でも実際に暮らしてみると、コンセントを使う場所は想像以上に多いです。
スマホの充電。
掃除機の充電。
ルーター。
プリンター。
加湿器。
空気清浄機。
サーキュレーター。
クリスマスツリー。
子どもの学習机。
キッチン家電。
特に後悔しやすいのは、キッチンまわりと収納内です。
電子レンジ、トースター、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカーなどを同時に使う家庭だと、コンセントの数だけでなく電気容量も大事になります。
また、掃除機を収納内で充電したいなら、収納の中にもコンセントが必要です。
これ、打ち合わせ中には意外と忘れます。
「ここに掃除機をしまう予定だから、ここで充電できるようにしておく」
というところまで考えておかないと、結局リビングの隅で掃除機を充電することになります。
コンセントは後から増設できる場合もありますが、壁の中の配線工事が必要になることもあり、簡単ではありません。
家づくり中に少し多いかなと思うくらいで、ちょうど良いと思います。
9位:収納を作ったのに使いにくくて後悔する
収納は多ければ多いほど良い。
家づくり中はそう思いがちです。
でも実際には、収納は量よりも使いやすさの方が大事です。
たとえば、シューズクローク。
靴をたくさん収納できるのは便利ですが、実際には靴だけでなく、ベビーカー、外遊びのおもちゃ、ゴルフバッグ、傘、段ボール、防災用品などを置きたくなります。
その時に棚の高さが固定されていると、大きなものが入らなくて困ります。
ウォークインクローゼットも同じです。
一見広く見えますが、人が歩くスペースが必要なので、実際に収納できる量は思ったほど多くないことがあります。
「ウォークイン」という響きだけで採用すると、通路ばかり広くて収納量が少ない、ということもあります。
パントリーも注意が必要です。
食品庫として作ったものの、実際にはそこまで食品をストックしない家庭もあります。
逆に、調理家電や日用品も置きたいのに、コンセントがなかったり、棚の奥行きが合わなかったりすると使いにくくなります。
収納で大事なのは、まず「何を入れるか」を決めることです。
なんとなく収納を増やすのではなく、
・何を入れるのか
・どのくらいの量を入れるのか
・毎日使うのか
・たまに使うのか
・扉は必要か
・棚は可動式にするか
ここまで考えておくと、後悔はかなり減らせます。

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8位:キッチンの広さと配置で後悔する
キッチンは、家づくりでかなり後悔が出やすい場所です。これは何社かの営業の人から言われました。
理由は単純で、毎日使うからです。
少しの使いにくさが、毎日のストレスになります。
特に気をつけたいのが、冷蔵庫の位置です。
冷蔵庫は家族全員が使います。
料理をしている人だけでなく、子どもが飲み物を取りに来たり、夫婦のどちらかが食材を出したりします。
そのため、冷蔵庫がキッチンの奥にあると、人の出入りが多くなって邪魔に感じることがあります。
また、キッチンの通路幅も大事です。
狭すぎると、家族とすれ違うたびにストレスになります。
逆に広すぎると、調理中の移動距離が長くなり、意外と疲れます。
さらに忘れがちなのが、ゴミ箱の位置です。
キッチンはゴミが出ます。
燃えるゴミ、プラスチック、缶、瓶、ペットボトル。
地域によって分別も違うので、ゴミ箱を複数置く家庭も多いはずです。
なのに、間取り図ではゴミ箱の置き場が考えられていないことがあります。
おしゃれなキッチンにしたのに、住んでみたらゴミ箱が丸見え。
これはけっこうある話です。
食洗機も、家庭によって評価が分かれます。
便利に使う人もいれば、思ったより使わなかったという人もいます。
食洗機を入れることで収納スペースが減る場合もあるので、自分たちの生活スタイルに合うかは考えておいた方が良いです。
キッチンは見た目だけで決めると危ないです。
「料理する人の動き」と「家族が出入りする動き」をセットで考えるのがおすすめです。
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7位:洗濯動線・ランドリールームで後悔する
最近はランドリールームを作る家が増えています。
洗う、干す、畳む、しまう。
この流れを一か所でできると、たしかに便利です。
ただし、ランドリールームは誰にでも必要なわけではありません。
ここで大事なのは、自分たちが本当に室内干し中心の生活をするのかどうかです。
天日干しが好きな人。
外に干す習慣がある人。
乾燥機をメインで使う人。
洗濯物をリビングで畳む人。
アイロンは別の場所でする人。
家庭によって、洗濯の流れはかなり違います。
SNSで見るランドリールームはとても魅力的です。
でも、実際に自分たちがその場所を毎日使うかどうかは別問題です。
ランドリールームを作ると、その分だけ他のスペースが削られます。
リビングを少し狭くするのか。
収納を減らすのか。
洗面所を広くするのか。
脱衣所と分けるのか。
このあたりのバランスが大事です。
個人的には、ランドリールームそのものよりも、洗濯物の一時置き場や、ハンガーをかける場所の方が重要だと思っています。
洗濯機から出した洗濯物をどこに置くか。
乾いた服をどこで畳むか。
畳む前の服をどこに仮置きするか。
ここが決まっていないと、結局ソファやダイニングテーブルの上に洗濯物が溜まります。
ランドリールームを作るかどうかより、自分たちの洗濯の流れを言語化することが先です。
ちなみに我が家は着るものは全て1階で完結しました。2階には基本自分が着ている服以外が上がることはほとんどありません。
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6位:バルコニー・ベランダで後悔する
バルコニーやベランダも、後悔しやすいポイントです。
昔は「一戸建てならバルコニーがあって当然」という感じがありました。
でも今は、バルコニーを作らない家も増えています。
理由はシンプルで、使わない家庭も多いからです。
洗濯物は室内干し。
布団は布団乾燥機。
外に出るのは庭や玄関まわり。
バルコニーは掃除が面倒。
こういう家庭だと、バルコニーを作ってもあまり使いません。
しかもバルコニーは、作ったら終わりではありません。
雨風にさらされるので、防水メンテナンスが必要です。
排水口に落ち葉やゴミが溜まることもあります。
掃除を放置すると、雨漏りや劣化の原因になることもあります。
また、バルコニーとベランダの違いをよく理解せずに進めてしまうケースもあります。
「洗濯物を干す屋外スペースには屋根があるもの」と思っていたら、実際には屋根がなくて雨の日に使えなかった、という話もあります。
バルコニーを作るなら、
・何を干すのか
・どのくらいの頻度で使うのか
・屋根は必要か
・掃除は誰がするのか
・メンテナンス費用を許容できるか
ここまで考えた方が良いです。
なんとなく「一戸建てっぽいから」で作ると、後悔しやすい場所です。
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5位:庭・外構で後悔する
庭や外構は、家づくりの中でも後回しにされがちです。
建物の打ち合わせで疲れてしまい、外構は最後に考える。
これは本当によくあります。
でも、外構は暮らしやすさにかなり影響します。
駐車場の広さ。
自転車置き場。
宅配ボックス。
物置。
庭の水栓。
照明。
フェンス。
目隠し。
植栽。
アプローチ。
このあたりを適当に決めると、住んでから地味に不便です。
たとえば駐車場。
車を停めるだけなら問題なくても、ドアを開けた時に狭い、雨の日に子どもを乗せにくい、自転車が邪魔になる、ということがあります。
庭も同じです。
広い庭に憧れて作ったものの、草むしりが大変だったり、虫が増えたり、思ったほど使わなかったりすることがあります。
家庭菜園やガーデニングをしたいなら、水道の位置や日当たり、土の状態も大事です。
外構は後からでも工事できますが、最初から計画しておいた方が圧倒的に楽です。
特に駐車場、アプローチ、フェンス、目隠しは、暮らし始めてから必要性を痛感することが多いです。
家本体に予算を使いすぎて外構費用が足りなくなると、せっかくの新築なのに外まわりが中途半端になります。
外構はおまけではなく、家の一部として考えた方がいいです。

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4位:床材・壁紙など素材選びで後悔する
床材や壁紙は、見た目の印象を大きく左右します。
でも、素材選びで大事なのは見た目だけではありません。
掃除のしやすさ。
汚れの目立ちやすさ。
傷のつきやすさ。
足ざわり。
滑りにくさ。
光の反射。
ホコリの見え方。
このあたりもかなり重要です。
わが家の場合、フローリングの素材感は気に入っています。
少し粗めの質感で、見た目も安っぽくなく、雰囲気は悪くありません。
ただ、実際に暮らしてみると、食べこぼしや細かいゴミが少し見づらいことがあります。
これは住んでみないとわかりませんでした。
カタログやサンプルでは、床材の雰囲気はわかります。
でも、子どもが食べこぼした時に見つけやすいか。
掃除機をかけた後にゴミが残っていないか。
髪の毛やホコリが目立つか。
水拭きしやすいか。
ここまでは想像しにくいです。
壁紙も同じです。
おしゃれなアクセントクロスを選んでも、傷が目立ちやすかったり、汚れが落ちにくかったりすることがあります。
特に子どもがいる家庭やペットと暮らす家庭は、デザイン性だけでなくメンテナンス性もかなり大事です。
家づくり中は、どうしても「おしゃれかどうか」で選びがちです。
でも住み始めると、「掃除しやすいかどうか」の方が効いてきます。
床材や壁紙は、サンプルを見た時に、
「これ、汚れたらどうなる?」
「ホコリは見えやすい?」
「水拭きできる?」
「傷は目立つ?」
まで確認しておくと安心です。
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3位:トイレ・洗面まわりの収納で後悔する
トイレは面積が小さいので、打ち合わせ中は軽く考えがちです。
でも、毎日何度も使う場所なので、意外と後悔が出ます。
個人的に思うのは、トイレの手洗い台よりも収納の方が大事だということです。
わが家では、トイレ内の手洗い台はいらないと思って作りませんでした。
これは今でも特に後悔していません。
トイレを出てすぐ洗面台があれば、そこで手を洗えばいいからです。
ただ、2つあるトイレのうち1つに棚をつけなかったことは、少しだけ後悔しています。
トイレットペーパー。
掃除用品。
消臭スプレー。
生理用品。
替えのタオル。
小さなゴミ袋。
こういうものを置く場所がないと、地味に不便です。
床に置くと掃除しにくいですし、見た目もごちゃつきます。
後から収納棚を置くこともできますが、トイレはもともと狭いので、置き型収納だと圧迫感が出やすいです。
最初から小さな棚やニッチ収納を作っておけばよかった、と思う人は多いと思います。
洗面所も同じです。
洗面台の収納だけでは、意外と足りません。
洗剤、ドライヤー、化粧品、タオル、歯ブラシのストック、掃除用品など、洗面まわりには細かいものが集まります。
トイレや洗面所は、おしゃれさよりも「細かいものを隠せるか」が大事です。
生活感が出やすい場所だからこそ、最初に収納計画を考えておくべきです。

2位:土地・近隣環境で後悔する
家づくりで一番怖いのは、後から直せない後悔です。
その代表が土地と近隣環境です。
間取りや設備は、最悪リフォームで直せることもあります。
でも、土地は簡単には変えられません。
日当たり。
道路の広さ。
車通り。
隣家との距離。
近所の音。
ゴミ置き場。
通学路。
夜の暗さ。
水はけ。
風の強さ。
こういうものは、住んでから初めて気づくことがあります。
私自身、近所の人の車の音が思ったより気になることがあります。
不満というほどではありません。
でも、時間を問わず車が出ていく音は、住んでみると意外と気になります。
土地を見に行った時には、そこまで気づきませんでした。
土地見学は、どうしても昼間に行くことが多いです。
でも実際の生活は、朝も夜もあります。
平日と休日でも雰囲気は違います。
昼は静かでも、夜になると車の出入りが多い場所もあります。
逆に、昼は交通量が多くても、夜は静かな場所もあります。
土地を選ぶ時は、できれば時間帯を変えて見に行った方がいいです。
朝。
昼。
夕方。
夜。
平日。
休日。
雨の日。
全部は難しくても、1回だけ見て決めるよりはかなり安心できます。
土地や近隣環境は、家の性能や間取りではカバーしきれない部分があります。
だからこそ、建物より先に慎重に見た方がいいです。
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1位:営業マンや設計士に任せすぎて後悔する
個人的に、家づくりで一番後悔につながりやすいのはこれだと思っています。
営業マンや設計士に任せすぎることです。
もちろん、プロに相談することは大事です。
むしろ、素人だけで家づくりを進めるのは無理があります。
ただし、
「プロが言っているから大丈夫」
「標準仕様だから問題ないはず」
「みんな選んでいるなら安心」
「おすすめされたからこれでいいか」
という決め方をしてしまうと、住んでからズレが出ます。
なぜなら、暮らすのは自分たちだからです。
営業マンは家を売るプロです。
設計士は図面を作るプロです。
インテリアコーディネーターは空間を整えるプロです。
でも、自分たちの生活を一番知っているのは自分たちです。
朝、誰が何時に起きるのか。
洗濯は誰がするのか。
料理はどのくらいするのか。
子どもの荷物はどこに置くのか。
掃除は毎日するのか。
来客は多いのか。
外干し派なのか。
室内干し派なのか。
車は何台使うのか。
将来、親と同居する可能性があるのか。
こういう生活の細かい部分は、こちらから伝えないと反映されません。
プロに任せること自体が悪いわけではありません。
問題は、自分たちの判断基準がないまま任せてしまうことです。
家づくりでは、決めることが本当に多いです。
間取り。
窓。
床材。
壁紙。
キッチン。
お風呂。
トイレ。
洗面台。
照明。
コンセント。
収納。
外構。
住宅ローン。
保険。
カーテン。
家具。
途中で疲れてくると、
「もうおすすめでいいです」
と言いたくなります。
でも、その“おすすめ”が自分たちに合っているとは限りません。
後悔を減らすには、全部を完璧に決める必要はありません。
ただ、優先順位だけは持っておいた方がいいです。
絶対に譲れないもの。
できれば欲しいもの。
予算次第で考えるもの。
なくても困らないもの。
この整理ができているだけで、家づくりはかなり進めやすくなります。

後悔しやすいものは「後から直せるか」で考える
家づくりでは、すべてを完璧にするのは無理です。
予算もあります。
土地の条件もあります。
家族の意見もあります。
ハウスメーカーの標準仕様もあります。
だからこそ、後悔しそうなポイントは「後から直せるか」で考えるのがおすすめです。
たとえば、後から直しにくいものは優先度を上げるべきです。
土地。
近隣環境。
日当たり。
窓の位置。
階段の位置。
間取り。
駐車場の広さ。
水回りの位置。
断熱や気密。
構造に関わる部分。
このあたりは、住んでから簡単には変えられません。
逆に、後からでも直しやすいものもあります。
家具。
カーテン。
照明の一部。
収納用品。
壁面収納。
家電。
小物。
外構の一部。
もちろん後から直すにはお金がかかります。
でも、土地や間取りに比べれば調整しやすいです。
家づくり中は、目の前の見積もりを少しでも下げたくなります。
その気持ちはめちゃくちゃわかります。
でも、削る場所を間違えると、住んでから大きな後悔になります。
「後から直せないもの」にはしっかりお金と時間をかける。
「後から調整できるもの」は、優先順位を下げてもいい。
この考え方を持っておくと、判断がかなり楽になります。

家づくりで後悔しないためにやっておきたいこと
家づくりで後悔をゼロにするのは難しいです。
住んでみないとわからないことは、どうしてもあります。
でも、後悔を減らすことはできます。
そのためにやっておきたいのは、次の3つです。
今の暮らしの不満を書き出す
まずやるべきなのは、理想の家を考えることではありません。
今の暮らしの不満を書き出すことです。
収納が足りない。
洗濯物を干す場所がない。
キッチンが狭い。
玄関が散らかる。
子どもの荷物がリビングに溜まる。
トイレ用品の置き場がない。
ゴミ箱の場所に困っている。
朝の洗面所が混む。
こういう不満こそ、家づくりのヒントになります。
おしゃれな施工事例を見る前に、今の生活で困っていることを整理した方がいいです。
家族の優先順位を決める
家づくりでは、家族の意見がズレます。
夫は予算を気にする。
妻は家事動線を重視する。
子どもは自分の部屋がほしい。
親は将来のことを心配する。
全部の希望を叶えるのは難しいです。
だからこそ、優先順位を決めておく必要があります。
絶対に譲れないもの。
できれば欲しいもの。
予算次第で考えるもの。
この3つに分けるだけでも、打ち合わせはかなりスムーズになります。
「これも欲しい、あれも欲しい」で進めると、予算が膨らみます。
逆に、削ってはいけないものまで削ると、住んでから後悔します。
家づくりは、何を選ぶかより、何を諦めるかの方が難しいです。
打ち合わせ内容をメモに残す
家づくりの打ち合わせは、情報量が多すぎます。
その場では理解したつもりでも、家に帰ると忘れます。
しかも、打ち合わせが進むほど、
「あれ、これは誰が言ったんだっけ?」
「追加費用はかかるって言ってた?」
「この仕様で決定したんだっけ?」
となりやすいです。
だから、打ち合わせ内容は必ずメモに残した方がいいです。
今日決まったこと。
次回までの宿題。
保留になったこと。
追加費用がかかること。
担当者に確認すること。
家族で話し合うこと。
これを残しておくだけで、後からのトラブルを防ぎやすくなります。
特に大事なのは、追加費用です。
「それ、できますよ」と言われた時に、無料なのか有料なのかを確認しておかないと、後から見積もりを見て驚くことになります。
家づくりでは、記憶より記録です。
まとめ:家づくりの後悔は、小さな違和感から始まる
家づくりで後悔することは、派手な失敗だけではありません。
むしろ、住んでから気づく小さな違和感の方が多いです。
コンセントが少ない。
収納が使いにくい。
キッチンの通路が狭い。
洗濯動線が合わない。
バルコニーを使わない。
庭の管理が大変。
床の汚れが見づらい。
トイレに棚がない。
近所の音が気になる。
プロに任せすぎて、自分たちの暮らしに合っていない。
どれも、建てる前は見落としがちなことです。
でも、住んでからは毎日の生活に関わります。
家づくりで大事なのは、完璧な家を目指すことではありません。
自分たちの暮らしに合わない選択を、できるだけ減らすことです。
そのためには、SNSやモデルハウスの雰囲気だけで決めないこと。
今の暮らしの不満を整理すること。
家族の優先順位を決めること。
そして、後から直しにくい部分から慎重に考えること。
家づくりは、決めることが多くて本当に疲れます。
でも、ここで少し立ち止まって考えておくと、住んでからの後悔はかなり減らせます。
これから家を建てる方は、ぜひ今回のランキングを参考にしながら、自分たちの生活に当てはめて考えてみてください。
完璧な家ではなく、「自分たちにとってちょうどいい家」を目指すのが、後悔しない家づくりの一番の近道だと思います。