注文住宅を考えると、一度は憧れるのものの一つにウッドデッキがあるのではないでしょうか?
私も当然ウッドデッキのある家もターゲットの一つでした。リビングとの一体感を想像してペットが喜ぶテラスも魅力的だなと思っていました。ただ、うちの場合は途中でリビングを2階にすることを決めたのと、ハウスメーカーの営業さんから最初の段階でこの記事の話をしてくれたのでウッドデッキを作ることにはなりませんでした。
でも一般的にはウッドデッキは
- おしゃれ(不動産価値)
- 外でくつろげる(解放感)
- 家の雰囲気が良くなる
👉 先述しましたが、私もかなり欲しいと思っていました。
この記事では、実体験をもとに
ウッドデッキがいらないと感じた理由と、必要な人の特徴を解説します。
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結論:ウッドデッキは「なんとなく」で付けると後悔しやすい
先に結論から言うと、ウッドデッキは多くの人にとって必須の設備ではありません。
もちろん、ウッドデッキそのものが悪いわけではないです。
庭が広くて、外で過ごす時間が好きで、手入れも苦にならない人にとってはかなり魅力的な設備だと思います。
ただ、注文住宅でよくあるのが、
「なんとなくおしゃれだから」
「リビングとつながっていたら素敵だから」
「SNSや施工事例で見て憧れたから」
という理由で付けてしまうパターンです。
これがけっこう危ないです。
ウッドデッキは、作った瞬間はおしゃれに見えます。
でも、実際に暮らし始めてから
- 思ったより使わない
- 汚れが目立つ
- メンテナンスが面倒
- 庭が狭く感じる
- 外からの視線が気になる
- 費用のわりに活用できない
となるケースもあります。
なので私は、ウッドデッキは**「あったら便利そう」ではなく「具体的に使う場面があるか」で判断した方がいい設備**だと感じています。
最初は私もウッドデッキが欲しかった
正直に言うと、私も最初はかなりウッドデッキに憧れていました。
リビングからそのまま外に出られて、ペットが日向ぼっこできて、天気のいい日は外でコーヒーを飲む。
そんな暮らしを想像すると、やっぱり魅力的ですよね。
家の外観にもこだわるなら、ウッドデッキがあるだけで一気に雰囲気が良くなる気もします。
特に注文住宅を考えていると、せっかく建てるなら少しでもおしゃれにしたいと思うものです。
その気持ちはすごくわかります。
ただ、我が家の場合は途中で2階リビングにすることになり、ウッドデッキとの相性がかなり微妙になりました。
さらに印象的だったのが、ハウスメーカーの営業さんの反応です。
普通なら、追加費用がかかる設備は勧めてきてもおかしくありません。
でも、その営業さんは最初の段階で、
「ウッドデッキは本当に使うか、よく考えた方がいいですよ」
という話をしてくれました。
これはかなり大きかったです。
売る側の人があえて止めてくるということは、実際に後悔している人を見てきたのだと思います。
この時点で、「ウッドデッキって見た目ほど簡単な設備ではないのかも」と考えるようになりました。
ウッドデッキがいらないと感じた理由
① 敷地に対してバランスが悪かった
まず大きかったのは、敷地とのバランスです。
我が家の場合、庭がものすごく広いわけではありません。
そこにウッドデッキを作ると、どうしてもスペースを取ります。
ウッドデッキは、ただ置けばいいものではありません。
庭とのつながり、駐車場との距離、隣家や道路からの視線、室内から見たときの圧迫感。
こういったものを全部考える必要があります。
特に敷地が限られている場合、ウッドデッキを作ることで庭が狭く見えたり、外構全体がごちゃっと見えたりすることがあります。
我が家も冷静に考えると、ウッドデッキがあるより、ない方がスッキリしていました。
「付けた方がおしゃれになる」と思っていたのに、実際は付けない方が家全体のバランスが良いという判断になったわけです。
これは家づくりではけっこう大事な感覚だと思います。
設備は足せば足すほど良くなるわけではありません。
あえて付けないことで、家がきれいに見えることもあります。
② 実際はそこまで使わない可能性が高い
ウッドデッキを考えるとき、多くの人が想像するのはかなり理想的なシーンです。
休日に外で朝ごはんを食べる。
子どもやペットが遊ぶ。
友人を呼んでバーベキューをする。
夜に外でゆっくりお酒を飲む。
たしかに、想像すると最高です。
でも、実際の暮らしではどうでしょうか。
夏は暑いです。
冬は寒いです。
虫もいます。
近所の目も気になります。
外にテーブルや椅子を出すのも意外と面倒です。
さらに、住宅街だとバーベキューも気を使います。
煙やにおい、音の問題もありますし、頻繁にやる人はかなり限られると思います。
そう考えると、ウッドデッキを使う場面は思ったより少ないかもしれません。
最初の数回はテンションが上がって使う。
でも、だんだん使わなくなる。
これはかなり現実的な話だと思います。
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③ メンテナンスしないと一気に見た目が悪くなる
ウッドデッキで一番気になったのが、メンテナンスです。
ウッドデッキは外にある設備なので、当然ですが雨風にさらされます。
砂ぼこりも付きますし、日当たりや湿気の影響も受けます。
天然木なら塗装や劣化の問題がありますし、人工木でも汚れや色あせがまったくないわけではありません。
ここを甘く見ると、数年後に
「あれ、なんか汚いな」
「最初はおしゃれだったのに、古びて見えるな」
となる可能性があります。
実際、散歩をしているとウッドデッキのある家を見かけることがあります。
もちろんきれいに手入れされている家もあります。
でも一方で、汚れが目立っていたり、色がくすんでいたり、物置のようになっていたりするケースも見かけます。
そうなると、せっかく外観を良くするために作ったウッドデッキが、逆に家の印象を下げてしまいます。
ウッドデッキは「作って終わり」ではありません。
きれいに保つ前提で考えないと、後悔につながりやすい設備だと感じました。
④ 費用に対して優先順位が高いか考える必要がある
ウッドデッキは、決して安い設備ではありません。
素材、広さ、施工方法、外構全体の計画によって金額は変わりますが、家づくりの中ではそれなりに予算を使う部分です。
ここで考えたいのは、ウッドデッキそのものの良し悪しではありません。
そのお金を、他に使った方が満足度が高くならないかということです。
たとえば、
- 収納を増やす
- 外構の動線を整える
- 照明計画にこだわる
- カーテンや家具に予算を回す
- 断熱性や窓まわりを良くする
- 駐車場やアプローチを使いやすくする
こういった部分は、毎日の暮らしに直結します。
一方で、ウッドデッキは使う人にとっては便利ですが、使わない人にとってはただの外構スペースになってしまいます。
つまり、コスパがかなり人によって分かれる設備です。
「ウッドデッキが欲しい」ではなく、
「ウッドデッキに使う予算を、他に回さなくて本当にいいか」
まで考えた方がいいです。
⑤ 置き場所によっては外からの視線が気になる
意外と見落としがちなのが、外からの視線です。
ウッドデッキは、リビングの延長として使うことが多いです。
でも、道路や隣家から見えやすい位置にあると、思ったより落ち着きません。
外でくつろぐつもりだったのに、通行人の視線が気になる。
隣の家の窓が気になって、結局あまり出ない。
目隠しフェンスを追加したら、今度は圧迫感が出る。
こういうこともあります。
ウッドデッキを作るなら、デッキ本体だけでなく、目隠しや植栽、フェンス、日よけまで含めて考える必要があります。
そうなると、さらに費用もかかります。
「ウッドデッキだけ作れば快適になる」と考えると、少し危ないです。
それでもウッドデッキが向いている人
ここまで「いらない」と感じる理由を中心に書きましたが、ウッドデッキが向いている人もいます。
たとえば、次のような人です。
- 庭が広く、スペースに余裕がある
- 外で過ごす時間が本当に好き
- 子どもやペットが外で遊ぶ機会が多い
- バーベキューや外ごはんをよくする
- メンテナンスを楽しめる
- 外からの視線をしっかり対策できる
- リビングと庭のつながりを重視したい
このような人にとっては、ウッドデッキはかなり満足度の高い設備になると思います。
特に、庭が広くて外構全体の計画に余裕がある家なら、ウッドデッキは雰囲気を大きく変えてくれます。
リビングから外に出やすくなりますし、子どもやペットの遊び場としても使いやすいです。
ただし、それでも大事なのは使う場面が具体的に想像できるかです。
「なんとなく憧れる」ではなく、
「ここで洗濯物を干す」
「ペットを遊ばせる」
「週末に外で食事をする」
「庭とつなげて使う」
というように、暮らしの中で使うイメージがはっきりしているなら検討する価値はあります。
ウッドデッキで後悔しないためのチェックポイント
ウッドデッキを作るか迷っているなら、契約前に次のポイントを確認しておくといいです。
- 本当に使う場面があるか
- 庭や駐車場とのバランスは悪くならないか
- 外からの視線は気にならないか
- メンテナンスを続けられるか
- 掃除しやすい位置か
- 日当たりが良すぎないか
- 雨に濡れた後の水はけは問題ないか
- 目隠しや日よけの費用も含めて考えているか
- その予算を他に回した方が満足度が高くならないか
このあたりを考えても「やっぱり欲しい」と思えるなら、作っても後悔しにくいと思います。
逆に、ここで少しでも引っかかるなら、一度立ち止まった方がいいです。
注文住宅は、決めることが多すぎます。
その中で、雰囲気だけで設備を追加していくと、後から予算も外構も苦しくなります。
ウッドデッキは特に、憧れと現実の差が出やすい設備です。
まとめ:ウッドデッキは「必要な人には最高、使わない人には不要」
ウッドデッキは、おしゃれで魅力的な設備です。
でも、すべての家に必要なものではありません。
特に、
- 敷地に余裕がない
- 外で過ごす習慣がない
- メンテナンスが苦手
- 近所の視線が気になる
- 予算に余裕がない
という場合は、慎重に考えた方がいいです。
我が家は結果的にウッドデッキを作りませんでしたが、今のところ後悔はありません。
むしろ、無理に付けなかったことで外構がスッキリしたと感じています。
もちろん、ウッドデッキがある暮らしに憧れる気持ちは今でもわかります。
ただ、家づくりでは「憧れ」だけで決めると危ない設備があります。
ウッドデッキはまさにその一つです。
大事なのは、
自分たちの暮らしに本当に必要かどうか
を冷静に考えることだと思います。
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後悔しないためには、提案してくれる会社の質も大事
今回のウッドデッキの話で改めて感じたのは、住宅会社や担当者によって提案の質がかなり違うということです。
なんでも勧めてくる会社もあれば、
「それは本当に必要ですか?」と一度止めてくれる会社もあります。
家づくりでは、この差がかなり大きいです。
設備を増やせば、その分金額は上がります。
でも、暮らしやすさが必ず上がるとは限りません。
だからこそ、ウッドデッキのような憧れ設備ほど、冷静にメリット・デメリットを話してくれる会社に相談した方がいいです。
一社だけの提案だと、それが普通なのか判断しにくいです。
複数の住宅会社を比較してみると、
「この会社はやたら設備を盛ってくるな」
「この会社は現実的に考えてくれるな」
「この担当者はちゃんと生活後のことまで見てくれているな」
という違いが見えてきます。
ウッドデッキを付けるかどうかも、最終的には自分たちの暮らし方次第です。
でも、その判断をするためには、良い提案をしてくれる住宅会社に出会うことも大切だと思います。