新築の家具家電費用はいくら?入居前に買うものと後でよいもの

新築の入居が近づいてくると、気になるのが家具家電にかかる費用です。

家づくりでは、土地代、建物本体価格、外構費、住宅ローン、登記費用、火災保険などに意識が向きがちです。

しかし実際には、引き渡し後の生活を始めるために、家具や家電にもまとまったお金がかかります。

冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、照明、カーテン、ソファ、ダイニングテーブル、ベッド、収納用品、掃除用品、防災用品などを一つずつ見ていくと、思っている以上に金額が膨らみます。

特に新築では、

「せっかく新しい家だから家具も買い替えたい」
「今の家電をそのまま使うつもりだったけどサイズが合わない」
「カーテンや照明が想像以上に高い」
「収納用品を買いすぎて失敗した」
「エアコンを全部屋につけたら予算を超えた」

ということが起こりやすいです。

この記事では、新築の家具家電費用の目安、入居前に買うべきもの、後でよいもの、費用を抑える考え方を整理します。

この記事でわかること

  • 新築の家具家電費用の目安
  • 入居前に買うものと後でよいもの
  • 家具家電で費用が膨らみやすいポイント
  • エアコン・カーテン・照明の注意点
  • 収納用品を買いすぎない方がよい理由
  • 家具家電費用を抑える考え方
  • 入居前に確認したいチェックリスト

新築の家具家電費用はいくらかかる?

新築の家具家電費用は、家族構成、今使っている家具家電をどれだけ持ち込むか、部屋数、エアコンの台数、カーテンの種類、インテリアへのこだわりによって大きく変わります。

目安としては、次のように考えると分かりやすいです。

パターン家具家電費用の目安
最低限だけ買い足す30万〜70万円
主要家電・カーテン・照明をある程度買う70万〜150万円
家具も家電もかなり買い替える150万〜250万円以上
インテリアや家電にこだわる300万円以上になることもある

すでに使っている冷蔵庫や洗濯機、テレビ、ベッドなどをそのまま持ち込める場合は、費用をかなり抑えられます。

一方で、エアコンを複数台購入したり、オーダーカーテンを多く入れたり、ダイニングセットやソファ、ベッドを新調したりすると、一気に100万円を超えやすくなります。

新築の家具家電費用で大切なのは、最初から全部を完璧に揃えようとしないことです。

入居前に必要なものと、住んでから考えてよいものを分けておくと、無駄な出費を減らしやすくなります。

家具家電費用が膨らみやすい理由

新築の家具家電費用が高くなりやすい理由は、単に「家電が高いから」だけではありません。

1. 部屋数が増える

賃貸やマンションから戸建てに引っ越す場合、部屋数が増えることがあります。

部屋が増えると、その分だけ照明、カーテン、エアコン、収納用品、家具が必要になります。

たとえば、これまで2LDKに住んでいた家族が4LDKの新築に引っ越すと、子ども部屋、書斎、ファミリークローゼット、ランドリールームなど、新しく使う空間が増えます。

部屋が増えると、ひとつひとつは小さな出費でも合計額は大きくなります。

2. 新築に合わせて買い替えたくなる

新築に入居すると、今まで使っていた家具が急に古く見えることがあります。

床や壁、建具、キッチンが新しくなると、

「ソファも変えたい」
「ダイニングテーブルも新しくしたい」
「テレビ台が合わない」
「ベッドも買い替えたい」

となりやすいです。

もちろん気持ちは分かります。

ただ、新築直後は外構、引っ越し、火災保険、登記、家具家電など出費が重なります。

見た目の統一感を追い求めすぎると、想像以上に予算を圧迫します。

3. サイズが合わないものが出てくる

今使っている家具家電を持ち込むつもりでも、新居ではサイズが合わないことがあります。

たとえば、次のようなケースです。

  • 冷蔵庫がキッチンの設置スペースに合わない
  • 洗濯機が防水パンや水栓の位置と合わない
  • ソファがリビングに大きすぎる
  • ダイニングテーブルが通路をふさいでしまう
  • カーテンのサイズが旧居と合わない
  • テレビ台がコンセントや配線位置と合わない
  • ベッドを置くとクローゼットの扉が開かない

新居に合わせて買い替えが必要になると、予定外の出費につながります。

家具家電を買う前に、寸法と搬入経路を確認しておきましょう。

4. カーテン・照明・エアコンが意外と高い

新築の入居準備で見落としやすいのが、カーテン、照明、エアコンです。

これらは生活に必要ですが、建物本体価格に含まれていないこともあります。

特にエアコンは、複数台設置すると大きな金額になります。

カーテンも、窓の数が多かったり、オーダーカーテンやロールスクリーンを選んだりすると高くなります。

照明も、ダウンライトや間接照明は工事費と関係し、シーリングライトやペンダントライトは施主が用意するケースがあります。

家具家電費用を考えるときは、冷蔵庫や洗濯機だけでなく、カーテン・照明・エアコンも含めて見ておくことが大切です。

新築入居前に買うもの・後でよいもの

家具家電は、すべてを入居前に買う必要はありません。

入居初日から必要なもの、早めに決めた方がよいもの、住んでから買った方がよいものに分けて考えると失敗しにくくなります。

入居前に買っておきたいもの

まずは、入居前に準備しておきたいものです。

1. カーテン・ロールスクリーン

カーテンは、入居初日から必要になる可能性が高いものです。

特に、道路側の窓、隣家から見える窓、寝室、リビング、洗面所や脱衣所の窓は優先度が高いです。

カーテンがないと、夜に室内が外から見えやすくなります。

また、朝日や西日、冷暖房効率にも関わります。

ただし、すべての窓に最初から高いカーテンを付ける必要はありません。

入居前に必要なのは、生活に支障が出やすい窓です。

高窓や外から見えにくい窓、すりガラスの窓などは、住んでから判断してもよい場合があります。

2. 照明

照明も、入居初日から必要です。

ただし、新築では住宅会社が付ける照明と、施主が用意する照明が分かれることがあります。

ダウンライトや玄関照明、トイレ、洗面所などは住宅会社側で設置されている一方、子ども部屋や寝室のシーリングライトは施主支給というケースもあります。

入居前に確認したいのは、次の点です。

  • どの部屋に照明が付いているか
  • 自分で買う照明はどこか
  • シーリングライトが必要な部屋はどこか
  • ペンダントライトの納期は間に合うか
  • 電球が別売りではないか
  • 入居初日の夜に困らないか

引っ越し作業は夕方以降までかかることもあります。

最低限、リビング、寝室、トイレ、洗面所、階段、廊下の照明は確認しておきましょう。

3. エアコン

エアコンは、季節によっては入居初日から必要です。

特に夏や冬に入居する場合、エアコンがないとかなり厳しいです。

新築でエアコンを考えるときは、次の点を確認します。

  • どの部屋に設置するか
  • 室外機の置き場所
  • 配管ルート
  • 専用コンセントの有無
  • 隠ぺい配管かどうか
  • 住宅会社経由で付けるか、家電量販店で買うか
  • 入居前に取り付けできるか

すべての部屋に最初からエアコンを付ける必要はありません。

まずは、リビング、寝室、子どもが寝る部屋など、生活に必要な場所を優先しましょう。

ただし、後から設置すると室外機の場所や配管で悩むこともあります。

エアコンの設置予定場所だけは、設計段階や電気配線の段階で確認しておくと安心です。

4. 冷蔵庫

冷蔵庫は、入居後すぐに必要になる家電です。

新築で冷蔵庫を買う場合は、容量だけでなく、設置スペースと搬入経路を確認しましょう。

確認したいのは、次の点です。

  • 冷蔵庫置き場の幅・奥行き・高さ
  • 扉の開く向き
  • 壁やカップボードとの干渉
  • コンセントの位置
  • 放熱スペース
  • 玄関・廊下・階段・リビングドアを通れるか

特に2階リビングの場合、冷蔵庫を階段から搬入できるかが重要です。

サイズによってはクレーン搬入が必要になることもあります。

購入前に必ず搬入経路を確認しましょう。

5. 洗濯機

洗濯機も、入居後すぐに必要になる家電です。

新築では、ランドリールームや脱衣所、洗面所に洗濯機を置くことが多いと思います。

確認したいのは、次の点です。

  • 洗濯機置き場の幅・奥行き
  • 防水パンの有無
  • 水栓の位置
  • 排水口の位置
  • ドラム式を置けるか
  • 扉の開閉方向
  • 乾燥機や乾太くんとの関係
  • 洗濯動線に問題がないか

ドラム式洗濯機はサイズが大きいため、設置場所と搬入経路に注意が必要です。

洗面所のドアや収納扉と干渉しないかも確認しましょう。

6. 掃除用品

新築でも、入居直後は意外と汚れます。

引っ越し作業で段ボールの粉、ほこり、靴の汚れ、養生材のゴミなどが出ます。

入居前に用意しておきたい掃除用品は、次のようなものです。

  • 掃除機
  • フロアワイパー
  • 雑巾
  • マイクロファイバークロス
  • ゴミ袋
  • 養生テープ
  • ほうき
  • ちりとり
  • 使い捨て手袋
  • 住宅設備に合った洗剤

新築だからこそ、最初に傷をつけないように掃除道具も用意しておくと安心です。

7. 寝具

入居初日に寝る場所は必ず必要です。

ベッドを新調する場合は、納期や搬入経路を確認しましょう。

最低限、次のものは入居日に使える状態にしておきたいです。

  • 布団またはマットレス
  • シーツ
  • 掛け布団
  • 子どもの寝具
  • 季節に合った寝具

ベッドフレームは後からでもよい場合があります。

まずは寝られる状態を優先しましょう。

8. トイレ・洗面・浴室用品

入居初日から使う生活用品も忘れやすいです。

特に次のものは、最初から用意しておきましょう。

  • トイレットペーパー
  • タオル
  • ハンドソープ
  • 歯ブラシ
  • シャンプー
  • ボディソープ
  • バスマット
  • 洗濯洗剤
  • ゴミ袋
  • ティッシュ
  • キッチンペーパー

家具家電ではありませんが、入居初日にないと困るものです。

家具や家電ばかりに意識が向いて、生活消耗品を忘れないようにしましょう。

入居前に買うか迷いやすいもの

次に、入居前に買うか迷いやすいものです。

1. ソファ

ソファは新築に合わせて買いたくなる家具の代表です。

ただし、入居前に急いで買わなくてもよい場合があります。

ソファは、リビングの広さ、テレビとの距離、子どもの動き、掃除のしやすさ、床暖房やラグとの関係によって使いやすさが変わります。

入居前に買う場合は、次の点を確認しましょう。

  • リビングに置いても通路が確保できるか
  • テレビとの距離が近すぎないか
  • ダイニングやキッチン動線を邪魔しないか
  • 搬入できるサイズか
  • 子どもやペットがいても使いやすいか
  • 掃除機をかけやすいか

迷う場合は、入居後に生活動線を確認してから選ぶ方が失敗しにくいです。

2. ダイニングテーブル

ダイニングテーブルは入居前に必要になりやすい家具です。

ただし、サイズ選びには注意が必要です。

大きすぎるテーブルは通路を圧迫します。

小さすぎると、家族で食事をするときや子どもの勉強、在宅ワークで不便になることがあります。

確認したいのは、次の点です。

  • 家族人数に合っているか
  • 椅子を引くスペースがあるか
  • キッチンや冷蔵庫への動線を邪魔しないか
  • ペンダントライトの位置と合っているか
  • 将来の使い方に合っているか

ダイニングの照明をペンダントライトにしている場合、テーブル位置とのズレも確認しておきましょう。

3. テレビ・テレビ台

テレビやテレビ台は、今使っているものを持ち込む人も多いと思います。

新しく買う場合は、テレビのサイズだけでなく、壁掛けにするか、テレビ台に置くかも考える必要があります。

確認したいのは、次の点です。

  • テレビ端子の位置
  • コンセントの位置
  • LAN配線の有無
  • テレビボードのサイズ
  • 壁掛け下地の有無
  • ソファとの距離
  • 窓や照明の映り込み

テレビまわりは配線がごちゃつきやすい場所です。

新築時に壁掛けや配線隠しをしたい場合は、設計段階から考えておくときれいに仕上がります。

4. ベッド

ベッドは寝具として必要ですが、ベッドフレームまで入居前に必ず揃える必要があるかは家庭によります。

ベッドを買う場合は、次の点を確認しましょう。

  • 寝室に入るサイズか
  • クローゼットの扉と干渉しないか
  • 通路が確保できるか
  • ベッド下収納を使うか
  • 子どもと一緒に寝るか
  • 将来の部屋割りに合うか

新築直後は、家族の寝方が変わることもあります。

小さな子どもがいる家庭では、最初は布団やマットレスで柔軟に使う方が合う場合もあります。

入居後に買ってもよいもの

ここからは、入居後に買ってもよいものです。

むしろ、住んでから買った方が失敗しにくいものもあります。

1. 収納用品

収納用品は、入居前に買いすぎない方がよい代表です。

新築では、パントリー、ファミリークローゼット、ランドリールーム、シューズクローク、ウォークインクローゼットなどを作ることがあります。

図面を見ていると、

「ここに収納ケースを並べよう」
「この棚にぴったりのボックスを買おう」

と考えたくなります。

しかし実際に住んでみると、入れる物の量、動線、家族の使い方が変わることがあります。

収納用品を先に買いすぎると、サイズが合わない、数が多すぎる、使いにくい、見た目だけで選んでしまうという失敗につながります。

収納用品は、まず荷物を入れてみてから、必要なサイズと数を測って買うのがおすすめです。

2. ラグ・マット類

ラグやマットも、入居後に考えてよいものです。

リビングの雰囲気に合わせて買いたくなりますが、実際に家具を置いてみると必要なサイズが変わることがあります。

また、小さな子どもやペットがいる家庭では、汚れやすさ、洗いやすさ、滑りにくさも重要です。

床暖房を使う場合は、床暖房対応かどうかも確認しましょう。

3. インテリア雑貨

観葉植物、時計、アート、飾り棚、クッション、置物などは、入居後にゆっくり選んでも遅くありません。

新築直後は、家そのものが新しく見えるため、インテリア雑貨を足しすぎるとごちゃつくことがあります。

まずは生活に必要なものを優先し、インテリアは住みながら整えていく方が無駄になりにくいです。

4. 屋外収納・物置

庭や駐車場まわりに置く物置や屋外収納も、入居後に考えてよい場合があります。

住んでみないと、どこに何を置くと便利か分からないことが多いからです。

たとえば、次のようなものです。

  • 自転車用品
  • 洗車用品
  • 園芸用品
  • アウトドア用品
  • 子どもの外遊び道具
  • 防災用品
  • 季節用品

外構との兼ね合いもあるため、最初から大きな物置を買うより、必要な量を見てから検討すると失敗しにくいです。

5. 追加家電

ロボット掃除機、空気清浄機、加湿器、除湿機、布団乾燥機、サーキュレーター、スマート家電などは、便利ですが入居初日に必須とは限りません。

住んでみてから、

「この部屋は湿気が気になる」
「ここは空気がこもる」
「掃除動線を考えるとロボット掃除機が欲しい」
「洗濯物が乾きにくい」

と分かってから買っても遅くありません。

新築直後に勢いで買いすぎないようにしましょう。

家具家電費用の内訳目安

ここでは、新築でかかりやすい家具家電費用の目安を整理します。

項目費用目安
カーテン・ロールスクリーン10万〜50万円
照明5万〜30万円
エアコン10万〜80万円
冷蔵庫10万〜40万円
洗濯機8万〜35万円
テレビ・テレビ台5万〜40万円
ソファ5万〜30万円
ダイニングセット5万〜30万円
ベッド・寝具5万〜40万円
掃除機・掃除用品2万〜15万円
収納用品2万〜20万円
キッチン家電3万〜30万円
防災用品1万〜10万円

これはあくまで目安です。

選ぶ商品や台数によって大きく変わります。

特に、エアコン、カーテン、冷蔵庫、洗濯機、ソファ、ダイニングセットは金額差が大きい項目です。

家具家電費用を抑える考え方

新築の家具家電費用を抑えるには、安いものを探すだけではなく、買う順番を考えることが大切です。

1. まず「今あるものを使う」と決める

新築だからといって、すべてを買い替える必要はありません。

まだ使える家具家電は、いったん持ち込むのも現実的です。

特に、次のようなものは状態が良ければ継続利用しやすいです。

  • テレビ
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • ベッド
  • デスク
  • 子ども用家具
  • 小型家電

一度住んでみて、やっぱり合わないと感じたら買い替える方が失敗しにくいです。

2. 入居初日に必要なものを優先する

家具家電は、優先順位をつけて買いましょう。

入居初日に必要なのは、次のようなものです。

  • 寝るためのもの
  • 食事をするためのもの
  • 洗濯するためのもの
  • トイレ・洗面・浴室で使うもの
  • 夜に明かりを確保するもの
  • 外からの視線を防ぐもの
  • 季節に応じた冷暖房

逆に、インテリア雑貨や収納用品、追加家電は後回しでも生活できます。

まずは生活の土台を整えることを優先しましょう。

3. サイズが確定してから買う

家具家電で失敗しやすいのは、サイズです。

買う前に、必ず次の寸法を確認しましょう。

  • 設置場所の幅・奥行き・高さ
  • コンセント位置
  • 扉の開閉スペース
  • 通路幅
  • 搬入経路
  • 階段幅
  • エレベーターや玄関のサイズ
  • 家具を置いた後の動線

新築では、図面上では広く見えても、家具を置くと思ったより狭く感じることがあります。

特に大型家具家電は、必ずサイズ確認をしてから購入しましょう。

4. 収納用品は住んでから買う

収納用品は、最初から揃えすぎないことが重要です。

最初は最低限で始めて、住みながら必要なサイズを測って買う方が無駄になりにくいです。

特にファミリークローゼット、パントリー、ランドリールーム、シューズクロークは、実際に使ってみると必要な収納の形が見えてきます。

5. こだわる場所を決める

すべてにお金をかけると、家具家電費用はすぐに膨らみます。

そのため、こだわる場所を決めておくとよいです。

たとえば、

  • リビングのソファはこだわる
  • ダイニングテーブルは長く使えるものにする
  • 寝室は最低限にする
  • 子ども部屋は成長に合わせて後で整える
  • 収納用品は最初は安く始める
  • 家電は必要なものから買う

というように、メリハリをつけます。

新築は家そのものにお金がかかっているため、家具家電は最初から完璧にしなくても大丈夫です。

新築の家具家電で後悔しやすいポイント

ここでは、新築の家具家電で後悔しやすいポイントを整理します。

1. 入居前に買いすぎた

新築のテンションで一気に買いすぎると、住んでから「いらなかった」と感じるものが出てきます。

特に収納用品、インテリア雑貨、ラグ、サイドテーブル、追加家電は注意です。

まずは最低限で暮らしてみることも大切です。

2. サイズが合わなかった

冷蔵庫、洗濯機、ソファ、ダイニングテーブル、ベッドはサイズ失敗が起きやすいです。

設置場所に入るかだけでなく、搬入できるか、扉が開くか、通路が狭くならないかを確認しましょう。

3. エアコン費用を見落とした

エアコンは台数が増えるとかなり高額になります。

リビング用の大型エアコン、寝室、子ども部屋、書斎などに付けると、想像以上の金額になります。

全室同時に付けるか、必要な部屋から順番に付けるかを考えましょう。

4. カーテン費用が想定外だった

カーテンは窓の数が多いほど高くなります。

オーダーカーテン、ロールスクリーン、ブラインド、バーチカルブラインドなどを選ぶと、さらに費用が上がることがあります。

入居前に必要な窓と、後でよい窓を分けておくのがおすすめです。

5. 照明を忘れていた

照明は住宅会社が全部付けてくれると思っていたら、一部は施主支給だったということがあります。

入居初日に暗い部屋があると困ります。

どの部屋に照明が必要か、引き渡し前に確認しておきましょう。

6. 搬入経路を確認していなかった

大型家具家電は、設置場所だけでなく搬入経路が重要です。

特に2階リビング、狭小住宅、階段が曲がっている家では注意が必要です。

冷蔵庫やソファが入らないと、クレーン搬入や買い替えが必要になることもあります。

家具家電を買う前のチェックリスト

家具家電を買う前に、次の点を確認しておきましょう。

チェック項目確認内容
優先順位入居前に必要か、後でよいか
予算家具家電全体でいくらまで使うか
設置場所幅・奥行き・高さを測ったか
搬入経路玄関・廊下・階段・ドアを通れるか
コンセント位置・数・専用回路を確認したか
扉の開閉冷蔵庫・洗濯機・収納扉と干渉しないか
家事動線使いやすい位置に置けるか
子ども・ペット安全性や掃除のしやすさは問題ないか
納期入居日までに届くか
設置工事エアコン・洗濯機・照明など工事が必要か
処分旧家具・旧家電の処分方法を決めたか

このチェックをしてから買うだけでも、失敗はかなり減らせます。

新築入居準備チェックリストにも家具家電を入れておくと安心

家具家電は、入居準備の中でもお金と手間がかかる項目です。

ネット回線、カーテン、照明、火災保険、電気・ガス・水道、住所変更、施主検査などと一緒に、家具家電もチェックリストで管理しておくと安心です。

特に、次の項目は入居前に確認しておきましょう。

  • 入居前に買うもの
  • 後で買うもの
  • 今使っているものを持ち込むもの
  • 処分するもの
  • サイズ確認が必要なもの
  • 搬入経路を確認するもの
  • 工事が必要なもの
  • 納期が長いもの
  • 予算上限

入居前にやること全体を整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

よくある質問

新築の家具家電費用は平均いくらくらいですか?

家族構成や買い替える量によって大きく変わりますが、最低限の買い足しなら30万〜70万円程度、主要な家具家電やカーテン・照明・エアコンまである程度揃えるなら70万〜150万円程度を見ておくと現実的です。

家具や家電をかなり買い替える場合は、150万〜250万円以上かかることもあります。

入居前に必ず買うべきものは何ですか?

カーテン、照明、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、寝具、掃除用品、トイレ・洗面・浴室用品は優先度が高いです。

ただし、今使っているものを持ち込めるなら、無理に買い替える必要はありません。

収納用品は入居前に買った方がいいですか?

収納用品は、入居後に買う方がおすすめです。

実際に荷物を入れてみないと、必要なサイズや数が分かりにくいからです。

最初は最低限だけ用意して、住みながら調整すると失敗しにくいです。

エアコンは全部屋に付けるべきですか?

必ずしも最初から全部屋に付ける必要はありません。

まずはリビング、寝室、子どもが寝る部屋など、入居直後から使う場所を優先するとよいです。

ただし、後から設置する場合も、専用コンセントや室外機の位置、配管ルートは早めに考えておくと安心です。

家具家電費用を住宅ローンに含められますか?

一般的に、家具家電の購入費は住宅ローンに含めにくいことが多いです。

ただし、金融機関やローン商品、住宅会社の見積もり内容によって扱いが異なる場合があります。

家具家電費用は、できるだけ自己資金や別予算として見ておく方が安心です。

新築に合わせて家具を全部買い替えるべきですか?

全部買い替える必要はありません。

まだ使えるものは一度持ち込み、住んでから本当に必要なものを買い足す方が失敗しにくいです。

新築直後は出費が重なりやすいため、優先順位を決めて買うことが大切です。

まとめ|新築の家具家電は「入居前に必要なもの」と「後でよいもの」を分ける

新築の家具家電費用は、思っている以上に大きくなりやすいです。

冷蔵庫や洗濯機だけでなく、エアコン、カーテン、照明、ソファ、ダイニングセット、ベッド、収納用品、掃除用品、防災用品まで含めると、数十万円から100万円以上かかることも珍しくありません。

だからこそ大切なのは、最初から全部を買おうとしないことです。

入居前に必要なものは、寝る、食べる、洗う、明かりをつける、外からの視線を防ぐ、冷暖房を使うためのものです。

一方で、収納用品、ラグ、インテリア雑貨、追加家電などは、住んでから考えても遅くありません。

新築の家具家電選びは、家づくりの最後に出てくる大きな出費です。

予算、サイズ、搬入経路、生活動線を確認しながら、必要なものから順番に揃えていきましょう。

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